【19.12.15後楽園】試合結果速報~無差別は両者大流血の死闘に!タッグは王者が防衛!
令和元年最後の大場所は、熱戦に継ぐ熱戦、死闘に継ぐ死闘で大盛り上がりの大会となりました!驚愕の試合結果は下記にてご覧ください!
OZアカデミー女子プロレス後楽園ホール大会~Fragment of soul~
■興行・試合日程:2019年12月15日(日) 10:45開場/11:30試合開始
■開催地:東京都 ■試合会場:後楽園ホール
■観衆:978人
■第一試合:タッグマッチ20分1本勝負
○世志琥&笹村あやめ vs 倉垣翼&●青木いつ希
13分12秒 ダイビングセントーン ⇒ 体固め
■第二試合:シングルマッチ30分1本勝負
●小林香萌 vs ○Leon
6分32秒 クラッチ・デ・ガオー
■第三試合:8人タッグマッチ30分特別ルール
●正危軍(4ポイント):桜花由美&雪妃魔矢&安納サオリ&真栄田ミサキ vs ○獣友(12ポイント):アジャコング&松本浩代&米山香織&優宇
※第三試合特別ルールについて
まず始めに、両チームがそれぞれ事前に決めた順番による組み合わせにて3分間のシングル対決を4試合連続で行う。ここでどちらかの選手が3カウントフォールやギブアップ、KOを奪った場合、そのチームに1ポイントが加算され、試合はそのまま続行となる。またこのシングル対決ではセコンドの介入は一切を禁止とする。
3分×4試合の計12分が経過した時点で、試合は18分間の8人タッグマッチに突入。この8人タッグもシングルの時と同様、3カウントフォール、ギブアップ、KOはポイントして加算され、試合は時間終了まで続行となる。そしてシングル4戦の12分と8人タッグの18分、合計30分が経過したところで試合は終了、この時点でより多くのポイントを奪取しているチームがこの試合の勝者となる。
<シングルマッチ各3分>
1本目:桜花由美 vs 米山香織(桜花1ポイント、正危軍1 vs 獣友0)
2本目:安納サオリ vs 松本浩代(両者ポイント無し、 正危軍1 vs 獣友0)
3本目:雪妃魔矢 vs 優宇(雪妃1ポイント、 正危軍2 vs 獣友0)
4本目:真栄田ミサキ vs アジャコング(アジャ5ポイント、 正危軍2 vs 獣友5)
<8人タッグ突入以降>
○安納サオリ vs ●松本浩代(正危軍3 vs 獣友5)
○真栄田ミサキ vs ●アジャコング (正危軍4 vs 獣友5)
●真栄田ミサキ vs ○優宇 (正危軍4 vs 獣友6)
●安納サオリ vs ○松本浩代 (正危軍4 vs 獣友7)
※ここで社長・尾崎魔弓の権限により、次のフォール/ギブアップは5ポイントとなる
●桜花由美 vs ○米山香織 (正危軍4 vs 獣友12)
3試合目の変則8人タッグマッチは今回も名勝負になりました!試合開始早々、まずは展開を有利に進めた正危軍ですが、4本目でアジャが真栄田相手にまさかの5ポイント連取!一気に勝負を有利に進めます。対する正危軍も何とかポイントを返しにかかり、何と真栄田がアジャを丸め込んで3カウントという驚きのリベンジもありました!
しかしどうしても差が縮まらない正危軍、残り時間も少なくなった中、尾崎の社長権限を濫用してルールを捻じ曲げにかかります!「次の一本を取った奴には5ポイントだ!」。尾崎の提案によりゴリ押しされた一撃で勝負をひっくり返すボーナスタイムですが、30分間の試合終了直前にこの一本を奪取したのは、獣友の爆弾・米山香織でした。これによりポイントは4対12という大差で獣友が勝利!年末の大一番を快勝で終えました。
■セミファイナル:OZアカデミー認定タッグ選手権試合タッグマッチ30分1本勝負
挑戦者:朱里&●進垣リナ vs 第31代王者:○加藤園子&AKINO
19分23秒 ダイビングギロチンドロップ ⇒ 片エビ固め
※第31代王者組が初防衛に成功
そしてセミファイナルのタッグタイトル戦。両者正々堂々とした熱いバチバチファイトが繰り広げられます。進垣も朱里とともにベルトを奪うという熱い覚悟で一歩も引かぬ大善戦!どちらが勝ってもおかしくない熱戦でしたが、ラストはチームワークに一日の長がある、現王者組が見事防衛を果たしました。
■メインイベント~The Wizard of OZ~OZアカデミー認定無差別級選手権試合~シングルマッチ60分1本勝負
挑戦者:●関口翔 vs 第23代王者:○尾崎魔弓
20分30秒 オザキック ⇒ 片エビ固め
※第23代王者が2度目の防衛に成功
※倉垣翼、松本浩代、小林香萌、優宇の4選手による無差別級選手権次期挑戦者決定トーナメントが決定。2020年1月5日新宿大会で一回戦、2月2日新宿大会で決勝戦を行なう。一回戦の組み合わせ等は別途発表。
迎えるメインイベント、一転殺伐とした空気が支配する戦いは、試合序盤より両者大流血の死闘となりました。先に混乱の場外戦で関口が流血、しかし関口はポリスのイス攻撃の誤爆を誘い、尾崎も大流血となります。
互いが互いの命を削り合うような消耗戦、そこで唸りを上げたのは関口がこの一年で磨き続けてきたスリーパーホールドでした。尾崎本人も予想だにしなかったであろう接戦となったベストバウト級の激闘でしたが、最後は毒霧からのオザキックで尾崎が関口を退ける結果となりました。
試合後に勝ち誇り毒づく尾崎は、その勢いを駆って挑戦者を募ります。入ってきたのはまず松本浩代と倉垣翼。さらに挑戦者決定戦で勝利していた優宇。そして最後に、正危軍による関口への暴挙を前に怒りが頂点に達した小林香萌でした。
尾崎に突っかかるこの4選手を前に、尾崎は王者の権限として挑戦者決定トーナメントの開催を指示します。一回戦は来年の開幕戦、そして決勝は続く2月の新宿大会。尾崎支配による暗黒時代の続くOZマット、この長期政権を打ち倒すことができるのは果たして誰なのでしょうか!来年のOZアカデミーも、早くも風雲急を告げてきました!どうぞお楽しみに!