【2022.8.21後楽園】試合結果~無差別戦、そしてトーナメントの行方は!? 何とXはダンプ松本!
OZアカデミー毎年恒例、真夏のプラム興行。今回もたくさんのお客様においでいただき、無事プラム麻里子さんの追悼興行を終えることができました。ご来場の皆さま、そしてLIVE配信でご覧いただいた皆さま、本当にありがとうございました。驚愕に継ぐ驚愕の全試合結果をお届けいたします!
OZアカデミー女子プロレス後楽園ホール大会~プラムの花咲くOZ の国2022~
■興行・試合日程:2022年8月21日(日) 10:45開場/11:30試合開始
■開催地:東京都 ■試合会場:後楽園ホール
■観衆:688人
試合前には故・プラム麻里子さんの追悼セレモニーが行われた。
■第一試合:シングルマッチ20分一本勝負
○アジャコング vs ●関口翔
0分40秒 垂直落下式ブレーンバスター ⇒ 片エビ固め
■第二試合:タッグマッチ30分一本勝負
松本浩代&●米山香織 vs 駿河メイ&○花園桃花
11分20秒 デルフィンクラッチ ※後方回転エビ固めを切り返して
■第三試合:3WAYマッチ30分一本勝負
○倉垣翼 vs ラム会長 vs ●青木いつ希
9分35秒 体固め ※塵輪を切り返して
■第四試合:OZアカデミー認定タッグ選手権次期挑戦者決定トーナメント決勝戦 タッグマッチ30分一本勝負
※引き分けの場合は両チームトーナメント失格。
【H2D】加藤園子&○水波綾 vs 【チーム200キロ】橋本千紘&●優宇
21分07秒 リングアウト
※加藤園子&水波綾がトーナメント優勝。9月11日新宿大会における現タッグ王者組・松本浩代&山下りなへの挑戦が決定。
■セミファイナル~正危軍 vs プロミネンス初遭遇!~タッグマッチ45分一本勝負
【正危軍】○尾崎魔弓&桜花由美 with ダンプ松本(X) vs 【プロミネンス】世羅りさ&●夏実もち with 柊くるみ
16分37秒 オザキック ⇒ 片エビ固め
■メインイベント:株式会社山和プレゼンツ ~The Wizard of OZ~OZアカデミー認定無差別級選手権
試合 シングルマッチ60分一本勝負
王者:○AKINO vs 挑戦者:●山下りな
16分00秒 フランケンシュタイナー ⇒ エビ固め
※第28代王者が初防衛に成功
※倉垣翼のパイオニア3WAY選手権への挑戦が決定
レフェリー:伊東幸子、石黒淳士
リングアナ:ダイナマイト関西、中村裕之
オープニングではプラム麻里子さんを偲んでの10カウントゴングが行われました。ご協力いただきました会場の皆さま、本当にありがとうございました。
第一試合はアジャコングと関口翔のシングルマッチ。何とか結果を残そうと全力で挑む関口ですが、アジャはこれを容赦なく秒殺!「復帰して必死の自分」「眼の前の敵は全力で叩き潰す」「他力本願の奴には勝てない」と辛辣なマイクを叩きつけます。辛酸を舐める形となった関口、今後の巻き返しに期待です。
第二試合は獣友対モモリンゴのタッグマッチ。過去にはタッグ王者だったこともある松本浩代&米山香織ですが、やはりモモリンゴの好き勝手なペースに手を焼きます。力で勝る獣友が一気に試合を決めようとした瞬間、何と花園桃花が米山のエビ固めを切り返してデルフィンクラッチ!花園がOZマットで初めての自力3カウントを奪取、しかも大金星を上げてモモリンゴの勝利となりました。
第三試合は青木いつ希が自らのパートナー倉垣翼、そして自らの推しラム会長に挟まれる苦悩の3WAYマッチです。予想通り両者への愛に板挟みとなる青木。苦しみの中で目の回るような激闘が続きますが、やはり最後は迷いを抱えた青木を倉垣が3カウント!パートナーに負け、推しに「まだ教育が足りない」と言われた青木は傷つきながらリングを後にしました。
そして第四試合、タッグトーナメント決勝戦。最強の呼び声高いチーム200キロと勢いの凄まじいH2Dの対決です。試合は予想通りの名勝負、スタートから全速力の猛烈な試合運びとなりました。両者重みの溢れる力と技で一進一退の攻防が続く中、水波のエプロンでの強烈な一撃で優宇が場外へ。さらに水波はエプロンの優宇へ追い打ちの場外ダイビングギロチンを放ちます!進みゆく場外カウント。それでも何とか優宇をリング内へ押し戻そうとする橋本ですが、ここでリング内の加藤&水波がそれを弾き出す強烈なタックルを敢行!ここで無情にもカウントは20に届き、H2Dがタイトル戦への切符を手にしました。
セミファイナルはプロミネンスと正危軍の初対決、そしてようやく秘密が守られた「X」は何と極悪同盟・ダンプ松本!会場が大きなどよめきに包まれる中、予測不能な大乱戦が始まります。今や団体の垣根を越えて大暴れのプロミネンス、そして勝つためには手段を選ばない正危軍。そこに傍若無人に竹刀を振り回し暴れるレジェンド、ダンプ。途中ダンプと尾崎の誤爆もありながらも最後は尾崎が夏実もちにオザキック!この乱戦に一旦の決着を付けました。
そして迎えるメインイベント。米国から持ち帰ったベルトを手に、初の無差別級選手権に挑む山下りな。三冠王者に王手を掛け、ここで負けられない王者AKINO。両者一歩も引けぬ戦いは打撃を中心とした壮絶な一戦となります。己の全てを解き放ってAKINOに叩きつける山下、チンクラッシャー合戦にも挑み、インプラントでAKINOを追い詰めます。もはや勝負は決したかと思われたその瞬間、AKINOがチンクラッシャーからのフランケンシュタイナー!王者が見事な初防衛を果たしました.
試合後、AKINOの前に現れたのは倉垣と青木。青木は今日3WAYマッチで(自分に)勝った倉垣こそが、次の3WAYタイトル挑戦者に相応しいと、AKINOへ挑戦受諾を求めます。そして倉垣もこれに応えた雄叫びでAKINOへ挑戦を要求。AKINOの持つパイオニア3WAY選手権、次の挑戦者の一人が倉垣翼に決定しました!
続くOZアカデミーの大会は9月11日新宿大会。タッグタイトル戦の大一番が控えています!皆さまどうぞお楽しみに!