RESULTS試合結果

results 2023.08.20

【23.8.20後楽園】全試合結果~横浜武道館メインはAKINO vs 彩羽匠のタイトル戦に!

喜怒哀楽さまざまな感情が爆発するような大会となりました今年のプラム興行、全試合結果をお届け致します!

OZアカデミー女子プロレス後楽園大会 ~プラムの花咲くOZの国 2023~

■興行・試合日程:2023年8月20日(日)10:45開場/11:30試合開始
■開催地:東京都 ■試合会場:後楽園ホール ■観衆:728人

※負傷欠場中の倉垣翼の10月22日横浜武道館大会での復帰が決定。

■第一試合:~遠藤美月OZアカデミー引退前ラスト参戦~6人タッグマッチ30分一本勝負
遠藤美月&◯水波綾&青木いつ希 vs ●米山香織松本浩代&ラム会長
9分58秒 ホットリミット ⇒ 片エビ固め

■第二試合:シングルマッチ30分一本勝負
優宇 vs ●花園桃花
7分15秒 ベアベアーズ ⇒ 片エビ固め

■第三試合:6人タッグマッチ30分一本勝負
【Evolution】●Chi Chi&ZONES&サニー vs【正危軍】雪妃魔矢&◯安納サオリ&翔
14分53秒 ジャーマンスープレックスホールド

■セミファイナル:OZアカデミー認定タッグ選手権試合 タッグマッチ30分一本勝負
第38代王者:【AGE115】ジャガー横田&◯尾崎魔弓 vs 挑戦者:●狐伯&海樹リコ
17分20秒 オジャガキック ⇒ 片エビ固め ※ジャガーの膝を使っての尾崎のオザキック
※第38代王者が初防衛に成功

※10月22日横浜武道館大会における、松本浩代&ZONES vs 【チーム200キロ】橋本千紘&優宇のタッグ次期挑戦者決定戦が決定

■メインイベント:~The Wizard of OZ~OZアカデミー認定無差別級選手権試合 シングルマッチ60分一本勝負
第28代王者:【Mission K4】◯AKINO vs 挑戦者:【Mission K4】●加藤園子
20分42秒 アキアンプロイダー ⇒ 片エビ固め
※第28代王者が5度目の防衛に成功
※10月22日横浜武道館大会における、AKINO vs 彩羽匠の無差別級選手権試合が決定

レフェリー:伊東幸子MIO、石黒淳士
リングアナ:ダイナマイト関西中村裕之

大会のオープニングでは故プラム麻里子さんに捧げる追悼の10カウントゴングが行われました。

第一試合、9月10日に引退を控えている遠藤美月選手のOZアカデミーラストマッチ。遠藤の花道を飾るべくド派手なオープニングマッチとなったこの試合、ラストは水波がホットリミットで遠藤に勝利を送ります。

試合後にはジャパン女子時代の先輩である尾崎魔弓が登場し、遠藤に花束を投げ入れての贈呈。遠藤も涙でこれに応える姿が見られました。

第二試合は優宇 vs 花園桃花の超体重差対決です。開始早々根拠不明の勝利宣言を放つ花園はその後も石黒レフェリーまでも自在に操り、その世界観で優宇を追い込みます。しかしこれが逆に優宇の怒りを買い、最後は優宇のベアベアーズで決着となりました。

第三試合はEvolution女子のOZマット初参戦。これまで自軍のリングで正危軍に好き放題されてきたEvo女の三人が、リベンジを果たすためにOZアカデミーに登場します。

左からChi Chi、サニー、ZONES

会場には諏訪魔も姿を見せ、決死の戦いで強い粘りを見せる3人でしたが、セコンドの桜花、そしてレフェリーのMIOを有した正危軍の壁は厚く、Chi Chiが安納の高角度ジャーマンに沈む結果となりました。

続くセミファイナル、8チーム参加のトーナメントを勝ち抜いた狐伯&海樹リコ組が、勢いに乗る王者AGE115に挑みます。王者の貫禄に対して最高の武器である「若さ」「勢い」で押し込む挑戦者チームは、強豪ひしめくトーナメントを勝ち抜いたのが偶然ではないと証明するに十分な戦いを見せてくれます。

しかし相手は百戦錬磨をさらに超えるようなレジェンドモンスター。場外戦でペースを握ると、ラストはジャガーの膝を使った尾崎のオザキックで3カウント!大会後この連携技は「オジャガキック」と名付けられました。

試合後、勝利に沸くリングに登場したのはZONES。タッグタイトル挑戦を要求する彼女がパートナーとして呼び込んだのは何と松本浩代!しかもここに優宇が参入し、こちらもチーム200キロでのタイトル挑戦を要求します。そして王者から指示されたのはこの両チームによる挑戦者決定戦。現在の女子プロレスを代表するメンバーが居並ぶこの試合、ZONESの活躍に期待が高まります!

そして迎えたメインイベント。両選手の意地とMK4の行末を賭した試合は両者一歩も引かぬ死闘となりました。互いを知り尽くした両者の攻防、そのギリギリの勝負を制したのは、王者の生き様を見せつけたAKINOでした。

そして試合後、加藤の口から出たのは「Mission K4の解散」でした。加藤にとって最高に強く、最高に頼りになり、しかしどこかムカつくAKINO。互いに限られている残された時間を、二人は互いを敵として突き進むことに決めました。2015年4月に活動を開始し、8年に渡りOZマットを湧かせてきたMission K4。ここからはそれぞれのMissonへと道は別れていきます。

さらに加藤の退場後、挑戦者を募るAKINOに対し、客席から彩羽匠が登場!

AAAWシングル王座を強奪しその防衛戦を拒否する尾崎の名を出した彩羽は、「であれば自分がOZのタイトルを取ることでOZを潰すしかない」としてAKINOへの挑戦を表明、AKINOもこれを受諾します。そしてその会場はOZ年間最大のビッグマッチ・横浜武道館大会。ここにOZアカデミー vs Marvelous、最大の頂上決戦が決定です!

新たな時代に突入せんとするOZマット、次回は9月10日新宿大会となります。10月の横浜武道館までまだまだ一筋縄ではいかない熱い戦い、皆さまどうぞご期待ください!